八木整体のニュースレター 2019年2月号 

最近のできごと

デイサービスに出向いて「足健康教室」を開催して2年近くになります。その間、とても勉強させて頂きました。中には自立して行動する人もいらっしゃいますが、半数の人は介護士に付き添って歩いておられます。立ち姿勢では腰がどちらかに大きく傾いたり、背中が亀のように丸くなっていたり、膝が曲がらない人が多くいらっしゃいます。

はじめて訪問した時はトラブリました。このような人達は本当に良くなるのか?

ちゃんとエクササイズは続けてくださるのか? 不安でした。今日はどんなことをするのかA4の1枚の紙にまとめてそれに準じて行っていました。 毎回同じことをすると飽きてくるのですね。それで面白くなく参加人数も減っていったこともありました。ただ、去年の3月頃からまた巻き返してきました。

今までは型にはめたやり方でしたが、その場の雰囲気と参加者の悩みを聞きながらエクササイズを組み込んでいくという流れにしました。そうするとけっこう腰やひざのことで悩んでいる人が多いのがわかり、それに応じたメニューを増やし、あとは座って行う「テニスボールサッカー」(この場で思いついたもの)などゲーム性のあるものを取り入れました。その結果、このディサービスに来られている方々の足の調子が良くなった人が増えて来たのです。これを聞いた時はすごくうれしい気持ちになりました。楽しみながら体の状態が良くなって頂けましたら幸いです。

足首捻挫の後遺症から立ち直った方法

スポーツ外傷でもっとも多い足首捻挫の人口は年間約360万人。そのうちの半数は再発を繰り返す。それ以外にもハイヒールを履く女性におかれましてもちょっとした段差や不意な動きで足をぐねった経験は多いのではないでしょうか。

ところが、軽い捻挫は痛みが治まれば大丈夫と侮っていると大変なことに。「5年以上経ってから、膝や腰が痛くなってきた。」とか「スポーツで本来のジャンプや瞬発力が発揮できなくなってしまった。」と言ったように。もっとひどい場合は年を取って筋肉が衰えると足関節がぐらぐらに。足関節の軟骨がすりへって出術なんてことにも。

本人は自覚していないけれども過去に軽い捻挫やくじいた経験がなんらかの体に支障を起こしているとことが多いです。

簡単なチェックとしましては靴底の磨り減り方が左右違うかどうかです。

片方のかかとの外側が磨り減っていると要注意です。

解決方法はあるのか?

私は足首捻挫の後遺症で23年間テニスを断念していました。そこから立ち直った経験も含めてお伝えしたいと思います。

)歪んだ足関節を本来の位置に戻す(関節の可動域の正常化も含む)

 整体などで

2)足関節が歪んだ状態の為に硬直した筋肉を緩め、弱くなった筋肉を活性化

ゴムチューブやセラバンドなどを足先にかけて内側に引っ張られたゴムに対して足先を外側に回す。(前脛骨筋が弱い場合) 10回

左右の足と比べて筋肉の強さの均等化を図っていきます。

この段階を踏むだけでも体の状態は良くなってきますが、長く歩いたり運動するとなると戻されてしまうことも多いです。

スポーツにもよりますが、左右前後上の重心移動に耐えれない為です。そこで足関節矯正靴下を開発しました。既存の「足首まもるくん」は最新のものです。

3)「足首まもるくん」を着用した状態で足指の運動を行ったりゆっくり歩く。

私はテニスをする時に着用するようにさせて頂き、左右前後上の重心移動に耐えられるようになりました。

この3つをしっかり行うことで今までの慢性症状や靴底の磨り減り方が均等化もしくは少なくなってくることを期待できます。

今年はイノシシ年なので「足の健康」を実践すると良いことが起きるかもしれません。

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