足関節補正の考え方

・骨盤矯正を行ってもすぐに骨盤が歪む

 

もしもそうだとすれば、足関節のアプローチを見落としているケースが多いです。

O脚や外反母趾の施術では足関節の調整も行っていきます。

ところが、足関節の歪みが癖になっていると歩いただけでも歪んできます。
きつい人は立っただけでも歪んでしまうことがあります。
O脚の施術を行い、その場では良かったのに家に帰ったら戻っていることもあります。
特に、外反母趾がある人はそれが原因で歩くとO脚に戻されてしまう。

私もそのことでずっと悩んでいました。
ある時、O脚と外反母趾がある人に外反母趾を補正するとO脚が正しやすくなることがわかり
外反母趾も同時にケアするようにしてもらいました。

そうすると、外反母趾はきっちり修正できなくともO脚が少なくなりました。

それを機会に日常生活でも補正できないのかと考え、思いついたのが靴下でした。
今まで足関節をチューブやゴムひもで補正していたものを靴下に織り込みました。

それを履いてO脚が補正される人もあれば補正されない人もいました。

ただ、左右足のバランスが均等化することで立位時の骨盤の左右高低差や骨盤の回旋変位は変化しました。

 

地球の重力のかかる中で生活している私達にとっては土台が非常に大事です。

土台が不安定な為に骨盤が歪む場合は足関節を補正して土台を安定させれば骨盤の歪みも少なくなります。

・慢性腰痛の施術を行ってもお客様に満足が得られない

慢性腰痛の施術で満足を得られないない場合は元の原因からアプローチしていない。ことはありませんか?

腰椎の歪みが神経を圧迫している為に腰が痛いので腰椎の歪みを矯正してみた。

けれども、まだ痛みが残っています。

。原因はそこにはありません。

腰椎の歪み→骨盤の歪み→仙腸関節の問題→股関節の問題→足首の問題で慢性腰痛になっていることもあります。

足の土台が不安定になって股関節→仙腸関節→慢性腰痛になっている場合は骨盤の水平化を保つと腰の負担が少なくなります。

・膝の施術を行ってもお客様に満足が得られない

膝の施術を行ってもお客様に満足が得られないのは足関節のアプローチを行っていないからかもしれません。

膝が痛い場合は膝関節に負担がかかっているのですが、股関節の影響も受けますが足関節から影響を受けていることが多いです。

現に外反母趾で膝が痛い人は多くありませんか?

外反母趾で歩行時に下腿の内旋が大きいと膝関節にねじれを大きく起こします。

それが何万回も繰り返されれば膝関節が悲鳴を上げてもおかしくありません。

このような場合は足関節の施術も必要ですが、歩行で過剰回内する場合は足関節の補正で回内動作を制御することができます。

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