浮き指とは？

今、肩こりや腰痛で悩んでいる方は非常に多い。この原因が足形にあるとはピンとこないかもしれません。
ためしてガッテンでも放映されておりましたが腰痛や膝痛は足の変形からも来ていると私は思います。
その中でも浮き指が多いので、そのことについて触れてみたいと思います。

浮き指とは立位で足の指が地面から離れている状態を言います。コピー用紙が指の中に入るかどうかでチェックできます。

桜美林大学の阿久根英昭先生によると、足の指が１本以上浮いている人は、男性の６割、女性の８割にも上るといいます。
しかし、自覚していない人も非常に多い。

浮き指が体に良くないのは？

浮き指が良くないのは荷重が踵に多くかかる為に猫背気味の姿勢になり、肩こりや腰痛になりやすい。
また、足の指が使えない歩行は過剰な回内により下腿が内旋し、この繰り返しが膝関節にダメージを及ぼします。
浮き指を放っておくと良くないのです。

実際に私は１カ月に１回ディサービスへ足の健康教室に行っておりますが、この状態を長く放っていたために膝や腰を痛めて歩くのがつらい人を多く見てきました。

１）足の第３関節からしっかり屈曲できるようにしていくこと。

２）足の指が曲がっているのを修正していくこと。

３）足の指で地面に設置して体重が乗れるようにしていくことです。

4）指が浮いて開帳足になってるのを修正していくことです。

施術やトレーニング、足首まもるくんによる足関節全体の補正により浮き指にアプローチしてきました。

ただ、筋肉の歪みでどうしても自然に指が浮いてしまうので補正が必要。
ということで、
浮き指を補正するアイテムを自ら作りました。

そして、現在どのように役立つかを現場で検証中です。
デイサービスで補正プラス足首運動を行って頂きました結果は画像の通りです。

補正直後は親指が地面につきやすくなっていました。ただこれは補正によるもので直ることを保障するものではありませんので、ご了承ください。

浮き指はきっちり直らなくても歩行や立位姿勢が安定するようにしていくと良いです。

それだけでもお客様に喜んで頂けることになります。

Ｏ脚の診断が苦手な整体師必見！
Ｏ脚の診断力を生かして最小限の施術で成果を上げる為の整体セミナーに興味のある先生はこちらのページをご覧ください。